Tさん(ママナース)

ブランクがあっても働きやすく、ライフワークバランスの距離感が取りやすい職場です。

Tさん(ママナース)

私は看護師歴としては15年ですが、当院へは中途採用として2年前に入職しました。転職先として当院に決めたポイントは、子育てしながら働ける環境であること、ライフワークバランスの取れた環境で自分のこれまでの経験を活かせること、この2点が大きかったと思います。

手術室にママナースが採用されたのは、私が初めて。

私はこれまでほかの医療機関などで、手術室、病棟、訪問看護などを経験してきましたが、もう一度急性期医療に関わりたい、年齢的にも今がそのチャンスではないかと考え、当院への転職を決めました。
私自身、2人の子供を育てるママナースですが、実は当院の手術室にママナースが採用されたのは、私が初。ほどなくして、2人のママナースが手術室へ配属されていますが、周りのスタッフからいろいろな面で助けて頂きながら、働き続けていくことができています。もちろん、子供都合での急なお休みは周りにも申し訳ないと思いますし、心苦しい部分もあります。でも、周りのスタッフが本当に良い方たちで、お互いの都合などを理解して下さる点が、とても助かっています。今のところはまだ残業はできませんが、周りのスタッフに助けてもらいながら、毎日楽しく働くことができています。

手術室で働くという経験は、どこの病院にいっても役に立つ経験だと思っています。

病院によって使う器械が微妙に違うこともあるし、手術の流れでも先生ごとにやり方が違う部分もありますが、でも基本的なことは一緒です。手術室看護師として必要な基礎的スキルや、基本的な手術の流れ、器械の使い方がわかればブランクも克服できます。
実際、私は前職が訪問看護だったので、手術室看護師としては7年のブランクがありました。7年前とは違う進化してきている器械、違う薬剤などもたくさんありますが、少しずつ勉強して、昔の経験を思い出させてくれる職場です。

当院の手術室はまた、カテーテル室も兼任していますので、毎日が勉強です。でも、ママナースに対する病院としてのサポート体制、手術室でのサポート体制も整ってきています。ほぼ同期のママナースとも子供の年齢が近かったり、理解し合えるシーンがたくさんあったりすることも、働きやすい環境であることの現れだと思います。