私自身が就職活動を始めたのは、看護学校2年生のときです。看護学校に通っている間も一人暮らしをしていましたので、卒業して国家試験に受かったらすぐに、看護師として働けるようにと準備していました。そんな中で同じ学校の先輩から、当院はとても人間関係が良いし、職場としての環境も良いし、先輩も優しいし、まずは見学してみたら? と言われました。それが、就職先を決めるきっかけにもなりました。
病院見学のとき、働いているみなさんが忙しい中でもこちらを向いて挨拶して下さいました。ICUは今の主任さんが案内して下さったのですが、私の目を見て話しながら案内して頂けた、これが本当に良かったのです。雰囲気がとても良いと感じました。
学生の頃、2週間だけですが当院で実習させて頂いたことがありました。その時も、自分が患者さんに「こうしたい」と、学生なりに一生懸命考えて勉強してきたことを、「やってみたら?」とか、「もう少しこうした方が患者さんのためになるよ」とか、とても丁寧に指導して頂けました。今でも頭に残るくらい、良い実習だったのです。今のICUの仕事も、すごく手厚く指導して頂けているという実感があります。できていない部分には「ここを勉強してきて」と課題なども与えて下さるので、日々成長していると感じることができています。
ときどき、覚えきれていない自分に「前も教えてもらったのに…」と焦りが出てくることありますが、そういうときでも「もう少しここ勉強した方が良いよ」などのアドバイスを頂けます。できなかったときは落ち込むけど、また頑張ろうと思える一声をかけて下さるので、良い環境で働けているなと感じています。
自分はまだまだですけど、ICUは特にチームワークも良いし、全体的には皆が皆を見ている感じがします。忙しい中でも誰かが自分のことを見てくれて、患者さんのことも、他のチームのことも見ているし、チームワークがすごく良い! 自分も付いていきたい、役に立ちたい、もっと頑張らないと! と思っています。
配属先の状況や本人のスキルレベルを考慮しながら、教育プログラムを考えて頂けていると実感しています。今はまだ教育プログラムの途中ですが、全体研修では薬剤師や栄養士など他職種の仕事内容や、看護とどう連携しているのかという研修、実際に器具や器械に触れながらの研修もあります。焦らなくて大丈夫と思わせてくれるような感じでしょうか。
それから、プリセプターの先輩はいるだけで安心できる存在です。いい意味で緊張もするけど、シフトが合えば「困っていることない?」と声をかけて下さるし、できていなければ手伝って下さるなど、すごく心強いです。もし悩んだときはプリセプターに相談しよう! と思える頼れる存在なのです。少しでもしんどいことや悩んでいることは、定期的に相談する機会もあります。休憩時間中はプライベートの話も含めて、とても和ませて下さいます。
学生のみなさんは、今勉強していて不安を抱えたり大変な思いをしている人もいるかもしれません。でも、それを乗り越えたら看護師になれます! 働いてからもきっとしんどいこともあるけど、この病院の先輩方はわからないことをいちから指導して下さるし、自分を高めていけるような課題やテーマ、教育プログラムも立てて下さいます。看護師になってからも成長していける職場です。まずは、ぜひ見学に来て下さい!