動脈が通常の1.5倍以上の太さになった状態です。胸部や腹部の大動脈、またその枝の動脈などに形成されます。
動脈瘤の大きさ、形、拡大スピードなどによって、治療が検討されます。治療適応の時期を適切に判断し、連携施設にご紹介させて頂きます。
現状では動脈瘤そのものに対する薬物治療はありません。しかし、血圧の管理、また半数近くに冠動脈疾患を合併することが知られており、適切な薬物治療が必要となります。