肝臓内科

肝臓病には慢性肝炎・肝硬変症・肝細胞癌(大部分はB、C型肝炎ウイルス)、自己免疫性、アルコール性、非アルコール性、原発性胆汁性胆管炎、薬剤性、急性肝炎などがあり、それらの診断確定を早期に行い、的確な治療を行うことが必要である。特に肝細胞癌においては画像検査(腹部超音波、造影CT)によって早期に診断して治療を行うことを心掛けています。

特長

肝臓の診断確定に腹腔鏡肝生検を行うことが多かったが、最近では診断確定には経皮的エコー下肝生検により診断確定を行うが、各種画像検査のみでも診断確定が可能になっています。

肝臓専門医であるので、C型慢性肝炎及肝硬変症の治療費も安くなります。また、B型慢性肝炎及肝硬変症の治療費も安くなります。原発性胆汁性胆管炎の診断確定し、難病に指定できます。

診療方針

当院は、肝臓専門医が治療にあたっています。現在はC型慢性肝炎および肝硬変症に経口DAA製剤治療を行い、ほぼ完治する時代になってきています。日々進化していく薬剤の効用を見極め、患者様の治療に希望を持って治療を行っていきます。一部高価である薬ではあるが、期待できる有用な薬も多くあります。患者様と相談しながら治療していきますのでご安心下さい。

対象とする病気

肝臓の病気も発癌がなければ、30年~40年の長期にわたって肝外来に来院してくださっています。40年前B型肝硬変症で大量の腹水、黄疸が認められて危篤状態であった人が現在も通院され、元気にされています。

B型慢性肝炎・肝硬変症
主として核酸アナログ製剤の投与を行っています。
C型・肝硬変症
経口DAA製剤の治療にてほぼ全例がHCVRNAは陰性になっています。
B型・C型肝細胞癌
核酸アナログ製剤治療やDAA治療を行っています。
原発性胆汁性胆管炎
診断確定し、治療を行い進展や合併症の予防が可能です。
非アルコール性脂肪肝炎
最近飲酒をしなくても、γGTPが高値である症例が認められます。

検査や診断方法

  • 採血(肝機能、ヒアルロン酸、プロトロンビン値)
  • 経皮的エコ(下肝生検)
  • 腹腔鏡肝生検
  • 腹部CT(造影)検査
  • 腹部超音波検査
  • 腹部MRI(造影)検査

西宮市の検診にて肝炎ウイルス検査の陽性がわかったときには当院でさらに検査をさせて頂き、治療も行います。

休診代診

現在、予定されている休診はありません。

担当医表

夜間・休日診療のご案内

肝臓内科

急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。 は女性医師です。

午前診
午後診(専門外来)

西内 明子

診察13:30から

西内 明子

診察13:30から、受付14:30まで

西内 明子

診察13:30から

夜診

担当医師

西内 明子 (にしうち めいこ)

内科、肝臓内科

2000年12月から2019年7月までに筆頭演者として内科学会近畿地方会、大学関連の研究会、腹腔鏡研究会、肝蔵学会西部会、消化器学会総会、内視鏡学会総会及び消化器学会・内視鏡学会近畿地方会の学会発表が総計で132演題の発表を行なえた。発表時には各患者様に説明して、名前は出さないこと年齢も何歳代との記入することの承諾を得て発表しています。

資格・所属学会 医学博士
日本内科学会認定内科医
日本肝臓学会認定医
日本肝臓学会肝臓専門医
社団法人日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器内視鏡学会指導医